地元の企業への就職率増加を狙います。企業の社長の動画を掲載して学生とマッチングさせるアプリを周南公立大学の学生が開発し、6日、山口県周南市の藤井律子市長に報告しました。
周南公立大学の学生らで立ち上げた「合同会社Ring`s」の社員らが市役所を訪れました。
市長に説明したのは、今年1月に完成した地元企業と学生をマッチングさせるアプリ、その名も「社長の顔」です。地元企業の社長の人柄を紹介する動画が掲載されていて、学生に企業の規模ではなく、社長の人柄や思いで選んでもらうことで地元企業への就職を促す狙いです。
周南公立大学は新年度から入学定員が480人に増え、4年後には2000人規模の大学になります。
合同会社Ring`s 松添栞士郎代表社員(周南公立大学3年)
「学生と企業が元気になるのは、これからの日本や地域の分散型社会にとってマストなこと。学生と企業の2つが元気にしたいという思い」
今後多くの学生にアプリを使ってもらえるよう、イベントなどを通して広報活動に取り組む予定です。














