スマートフォンを使用しながら自転車に乗っていた場合、1万2000円を払うことになるかもしれません。

道交法改正案が閣議決定

自転車の傘さし運転やスマホを操作しながらの運転、イヤホンで耳をふさぎながらなど、
自転車の悪質な運転に対し反則金の支払いを求める、いわゆる「青切符」の導入などを盛り込んだ道路交通法改正案が、3月6日に閣議決定されました。

取り締まりは、通勤・通学の時間帯の駅周辺など事故の起きやすい場所を中心に行われ、
反則金は原付バイクと同様、5000円~1万2000円程度となる見通しです。
この青切符の対象は16歳以上で、運転者が反則金を納付すれば刑事処分は行われません。

酒酔い運転やあおりなどの妨害運転といった危険な違反については、引き続き「赤切符」が交付され、刑事手続きの対象となります。

自転車の主な「青切符(反則金)」対象

青切符の対象となる行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
詳細は決まっていませんが、警視庁HPによると原付バイクにおいては以下のような反則行為と反則金額が挙げられています。

◆スマートフォンや携帯電話などの使用・・・1万2000円
◆信号無視(赤色等)・・・6000円
◆右側通行(通行区分違反)・・・6000円
◆徐行せずに歩道通行・・・5000円
◆一時不停止・・・5000円
◆公安委員会遵守事項違反(傘さしなど)・・・5000円