1月の寒い夜、道に迷った高齢の女性2人が相次いで保護されました。高齢とおぼしき女性がなぜこんなところに…2人の女性を助けた男性2人の「とっさの判断」です。

会社員 米澤智之さん:「ちょうどこちらのほうですね。暗闇の中に杖をついたおばあさんがおられまして」

1月30日午後11時ごろの富山県射水市、会社員の米澤智之さん(57)は散歩中、凍てつく寒さの中、路上で立ちつくす高齢の女性をみつけました。

当時の気温は約3℃、なぜこんな夜に…。米澤さんは思わず女性に声をかけます。

「あったかいね~お兄ちゃん」と言われ…

会社員 米澤さん:「声かけてびっくりしたのは、高齢になってくると疲れとかお腹がすくという感覚がないんだと思います。逆に元気に会話していただきましたので…」

女性は自宅に帰る道がわからず、10時間も歩き続けていたといいます。

会社員 米澤さん:「それにしても。何時かもわからない、時計も携帯も持ってない。ご自宅までお送りしないと、(このままでは)たどりつかないと思ったものですから…」

米澤さんの車に女性を乗せると…。

会社員 米澤さん:「あったかいね~お兄ちゃんと言われました。そこはちょっと…、ほのぼのさせていただきました」