高知市議会の3月定例会が開会し、桑名龍吾市長が就任後初めて編成した当初予算案が提出されました。一般会計の総額で1561億円と過去2番目の規模で、「変革を実感できる予算編成」と説明しました。
500回目の節目を迎えた高知市議会は能登半島地震の犠牲者への黙とうから始まりました。
市が提出する来年度の当初予算案は、一般会計の総額で過去2番目の規模となる1561億円で、桑名市長が就任後初めて編成しました。
(高知市 桑名龍吾 市長)
「これまでの市政運営において継続すべきものは継続しつつ、5つのまちづくりビジョンに私の公約を積極的に盛り込むことにより、変革を実感できる予算として編成をいたしました」
予算案の重点施策は人口減少対策や子育て支援です。特に子どもの医療費については全国の中核都市で高校生まで助成を拡充しているところが増えています。こうした背景を踏まえて高知市は助成拡充を「待ったなし」の課題として、これまで小学生までとしていた医療費の無償化を、中学生まで拡充する費用10億5600万円あまりを計上しています。
このほか、今回の議会で提案を予定していたオーテピア西敷地の整備事業については、貸し付け条件やネーミングライツの検討など課題を整理したうえで、6月議会に提案する方針です。
高知市議会3月定例会は3月27日(水)まで開かれます。














