宮崎県内企業での就職を促します。
企業と就職を希望する高校生のマッチングを図ろうと、日南市と串間市の企業を高校生が見学しました。

このマッチングプロジェクトは、宮崎太陽銀行が2017年から実施しているものです。

今年は、卒業後に就職を希望している日南市と串間市の高校生およそ30人が参加し、5日、4つの地元企業を訪問。

このうち、かんしょの生産や輸出などを手がける串間市の農業法人「くしまアオイファーム」では出荷場や貯蔵庫などで仕事の流れを見学しました。

(高校生)
「一つの企業だけでなく、いろんな仕事を学んだり、話が聞けて、自分の選択肢が広がると思う」

(宮崎太陽銀行 地域活性化部 佐藤龍史部長)
「県内の高校生の就職率は少しずつ上がってはいるが、こういったことを機会に、引き続き県内企業への就職率増加の手助けをしていきたい」

宮崎労働局によりますと、去年、卒業した高校生の県内就職の割合は65.2%で、前の年より減少していて、労働局ではアフターコロナで県外志向が高まっていると分析しています。