アメリカ大統領選挙の候補者選びの山場、スーパーチューズデーを直前に控え、トランプ陣営に「朗報」です。トランプ氏の大統領選挙出馬資格を連邦最高裁が認める判断を示しました。
トランプ前大統領(4日)
「みなさんありがとう。最高裁の全員一致の判断に感謝を示したい。とても重要な決定だ」
西部コロラド州の住民が「トランプ氏には大統領選の出馬資格が無い」と訴えていた裁判。連邦最高裁は4日、トランプ氏の出馬資格を認めました。今回の訴訟の根拠は、「国に対する反乱に加わった者は官職に就くことができない」と規定する合衆国憲法・修正第14条。
トランプ前大統領(2021年1月)
「我々は議会に向かうぞ」
コロラド州の最高裁は、トランプ氏が2021年の議会乱入事件に関与したとし、出馬資格を認めない判断を示しましたが、トランプ氏側は連邦最高裁に上訴しました。この訴訟を住民とともに起こしたのは、政府の不正に目を光らせるワシントンの非営利組織。
非営利組織「CREW」 ブックバインダー代表(先月)
「訴訟を起こすことで、国を守るために憲法修正第14条を活用できると確認することが本当に重要だと、我々は考えたのです」
訴訟の意義をこう強調していましたが、連邦最高裁は「州は州の官職に関する出馬資格の取り消しはできるが、大統領職に関する権限はない」との判断を示しました。
トランプ前大統領
「アメリカにとって大きな日だ。自由にとって大きな日であり、この国にとって素晴らしい日だと思う」
一方、非営利組織は「これはトランプ氏の勝利ではない。審理した全ての裁判所が議会乱入事件は『反乱』であり、ドナルド・トランプが扇動したと判断した」との声明を出しています。
共和党の候補者レースは5日、コロラド州を含む15州で投票が行われる「スーパーチューズデー」を迎えます。
トランプ氏は4日、中西部ノースダコタ州でも勝利し、ヘイリー氏に対し9勝1敗と大きくリード。今回の連邦最高裁の判断はトランプ氏の追い風になりそうです。
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