山口市は5日、市内の「やまぐちサッカー交流広場」で開かれたイベントに参加した人の氏名や住所など120人分が漏えいした可能性があると発表しました。

市によると、漏えいした可能性があるのは、2023年11月に山口市徳地のやまぐちサッカー交流広場で開かれた2つのイベントに参加した人の氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号120人分です。

2日午後8時ごろ、広場の職員が施設のパソコンでインターネットを見ていたところ、画面に警告が表示されました。職員が画面の連絡先に電話し、電話先の人物に指示されるままパソコンを操作したところ、端末が操作できなくなり、施設のサーバーに不正アクセスされたということです。今のところ、2次被害は確認されていません。

対象者には施設側からおわびし、漏えいの可能性について、引き続き調査を行っているということです。市は、広場の指定管理者に対して情報セキュリティや機器の適切な取り扱いについて、改めて周知徹底を行うとしています。