県内最大級の映画イベント「沖縄国際映画祭」。その中心的役割を担ってきた吉本興業が、ことしを最後に映画祭を撤退することを明らかにしました。
沖縄国際映画祭は2009年からこれまでに15回開催されていて、出演者や監督が続々と登場するレットカーペットなどには毎年多くの人が訪れ、沖縄の春の風物詩となっています。
映画祭を開催する上で中心的役割を担ってきた吉本興業は3月4日、那覇市で開かれた実行委員会のなかで、今回を最後に実行委員会から抜けると表明しました。
ことしの映画祭は来月20日、21日の日程で那覇市、沖縄市、北中城村で開催される予定ですが、来年以降の開催については、今後の実行委員で議論されるということです。

吉本興業が撤退することで、来年以降の開催については難しくなるとみられています。