市職員時代に高齢者福祉に携わる…「食事を作れない」「食べる場所がない」という声を耳にする

奈良市登美ヶ丘にある中登美第3団地。全部で110棟(2520戸)あり、広さはなんと甲子園球場6個分を誇ります。そんな団地内にある小さな食堂『花ちゃんちのおうちごはん』。どこか“懐かしい”家庭料理が味わえ、オープンから約1年で多くの人の笑顔が溢れる場所となりました。
店主の花村淑子さんは、開店の2時間ほど前からいつも仕込み作業を行います。
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(花村淑子さん)「(Q野菜が多い?)そうですね、野菜が多いですね。なかなか外食で野菜ってとれないじゃないですか。なのでできるだけ野菜を使うようにしています」
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定食は日替わりメニューの1種類のみ。この日の主菜は、梅風味のてりやきソースで長ネギと鶏モモ肉を炒めた「長ねぎとモモ肉の梅てりやき」、副菜は「菜の花のベーコン炒め」と「ブロッコリーのごま和え」。定食にはこれに、奈良県産のご飯とみそ汁がついてきます。
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さらに金曜日限定でメニューに加わるのが、ほうれん草のペーストとトマトとひき肉を使った「若草カレー」です。
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このお店ができたのは約1年前。もともと奈良市の職員として働いていた店主の花村さん。高齢者福祉に携わる中で“食事を作れない”“食べる場所がない”という声を耳にし、高齢者の多い団地で気軽に利用できる“食卓”を作りたいと思ったのがきっかけでした。
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(花村淑子さん)「団地に住んでいるだけで、『どの棟にお住まいですか?』とか、そういう話題がつながるので、だから団地でしたかった」














