いよいよ「徹夜国会」へ突入か…そこで「暗躍」した維新国対委員長

3月2日までに予算案を通過したい自民と、3月4日に先延ばししたい立憲。
意地の張り合いは続き、打開策も見つからない。そんな中、3月1日の夜10時、立憲から提出された2つめの“タマ”、財務大臣不信任案を審議する本会議が開会した。自民・立憲両議員が共に「今日は徹夜になるかもしれない」とあきらめにも似た心境を口にし、「相手が折れなければいけるところまでいく」と互いに徹底抗戦の姿勢で、永田町は徹夜国会に向けて一直線に進んでいた。

いざ徹夜国会に突入すれば国会職員や霞が関の官僚など、多くの公務員が残業を強いられ、多額の人件費が必要となる。我々マスコミも含めて皆の時間と体力が浪費されてしまうのだ。

もう避けられないとみられた徹夜国会の回避に向けて1人動いていたのが、維新・遠藤国対委員長だ。

維新・遠藤敬国対委員長「体力もしんどいし、役人たちやマスコミも深夜残業を強いられて、働き方改革の時代に逆行する動きだ」などと一貫して徹夜国会に否定的な発言を続けていた遠藤氏。“皆さんの平和のために頑張ります。最後の調整をしてきます”と言い残し、本会議場へと入っていった。

実はこの本会議の前、立憲国対は自民国対に徹夜国会を回避し一時休戦し、2日朝に仕切り直して2日のうちに予算案を通過させる日程を提案していたという。

関係者によると立憲側では「これ以上粘っても批判を浴びるだけで政党支持率も伸びない、何かしら譲歩すると期待した自民側も、頑なで動きそうもない。このままでは埒が明かない」という議論があったという。

しかし、自民側は“そういって時間を進めて、また2日に次々と解任決議案を出して時間稼ぎをされるのでは?”と疑心暗鬼となっていて、交渉が進んでいなかったのだ。