能登半島地震では船が転覆するなど、漁港にも大きな影響が出ています。石川県珠洲市では船の移動作業が進められる一方、まだ手つかずの漁港もあり、港の復旧に向け差が生まれています。
船の転覆や波消しブロックが沈むなどの被害が出た珠洲市の飯田港では、北陸地方整備局により先月27日から船などを引き揚げて移動させる作業が進められています。
一方、同じ珠洲市内でも飯田港からおよそ4キロ離れた鵜飼漁港は…
記者
「珠洲市の鵜飼漁港です。地震から2か月経ちましたが、岸壁は崩れ、船は沈んだままの状態になっています」
転覆し、海に沈んだままの漁船。今後、港を災害廃棄物の搬出や資材の受け入れなどの拠点とすることが想定される飯田港では国主導のもと船の引き揚げが進められていますが、そのほかの港はいまだ手つかずの状態が続いています。
鵜飼漁港の船舶修理業者 寺山広悦さん
「(Q.景色変わっていますか?)全然このままの位置や。あんだけ(飯田港ぐらい)ちゃっちゃとしてくれればいいけど、まあ、しかたないわな」
この時期は毎年、カニ漁やタラ漁で港が活気付く1番の稼ぎ時。しかし、港の再開どころか海中に沈む船を移動させるめどもいまだたっていません。
鵜飼漁港の船舶修理業者 寺山広悦さん
「全然仕事できない。自分勝手なことばっかり言ってもしょうがないし、できるだけ早くしてほしい」
珠洲市によりますと、少なくとも5か所の港で船の沈没や転覆が確認されていて、漁船の引き揚げは国が進めている飯田港以外は県漁協主導のもと行われ、日程の調整がいまだ続いている状況です。
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