続いては、角盤町商店街から徒歩1分の喫茶店「洋燈(らんぷ)」。
開店から今年で54年、店内にはレトロ臭が漂います。

平日は、早朝から馴染みの客が多く来店します。
常連客
「ほぼ毎朝きます。落ち着くんですよね。マスターとお話しすると。」
奥に進むと…ありました!
テーブルとして使われている麻雀のゲーム機。
洋燈 岩﨑 實 さん
「うちテーブルの数が少なくて、なんかないかなぁと思っていたら友達が、うちにあるから麻雀のゲーム機やるよって。」

マスターご自慢の一杯は、洋燈オリジナルブレンド。
豆のうまみを余すことなく味わえるサイフォンで丁寧に抽出します。
ランチで一番人気は、ボリューム満点の「タマゴのホットサンドセット(税込み1000円)」。
土江 諒 記者
「塩気の効いたタマゴ焼きがサンドしてあって、ボリューム満点でランチに最高です。」
サイドには、インスタ映えする自家製プリン。
そして、メニューには書いていないコーヒーゼリーと
メロンもついてきます。

お昼時。
ボリューム満点のランチを求め、客が続々と来店。
客層はというと、その多くが若者なんです。
男性客
「めっちゃレトロな感じで、すごく落ち着いた雰囲気で食事できるので、とても良いかなと思う。」
女性客
「インスタで友達が投稿しているのを見て知りました。」
今では女性客が8割を占めるまでに。
店内の装飾は確かに時が止まっていますが、訪れる客層はがらりと変化していました。
レトロ喫茶は、これからも 米子市中心市街地のシンボルとして多くの人を魅了し続けそうです。