「昭和レトロ」、
この言葉に、心が躍る人もいらっしゃるでしょう。
鳥取県米子市には、街の再生事業を横目に、半世紀以上変わらない「昭和レトロ」で、クセ強めの喫茶店があります。
かつての賑わいを復活させようと再開発が進んでいる鳥取県米子市の中心市街地、角盤町エリア。
近年、様々な施設がオープンし、徐々に賑わいを取り戻しつつあります。
土江 諒 記者
「変わりゆく米子市中心市街地ですが、ここから徒歩圏内に、時が止まってしまったかのような喫茶店が幾つかあるんです。」
角盤町商店街から徒歩4分の「喫茶ハマ」。
ツタが青々と生い茂り、一見、放置されているかのような佇まいですが、扉には「営業中」の文字。
土江 諒 記者
「店内入ってみると、ご覧下さい。壁には大量の時計がかけられています。でも待ってください、これ時計の針、止まってないですかね?」
壁に飾られた時計の数は、およそ60。
その針は、全て止まっています。
建物を覆いつくすツタに、大量の時計。
まるで、異世界に迷い込んだかのような気分になりますが、驚くのはこれだけではありません。
土江 諒 記者
「時計の時間が止まってしまっているが、こちら、スパゲティ400円、価格も時間が止まっている。」
スパゲティのトッピングは、なぜか野菜天。
そして汁、フルーツもついて400円と、異次元のコスパです。
日々時間に追われ、ストレスを溜めこんでいるあなた!
「喫茶ハマ」で非日常体験を味わうのはいかが。

















