2023年1年間に県内のホテルや旅館に宿泊した人は約763万人で、前の年より11%増加しました。
外国人が前年の8倍に増えたことが主な要因です。

29日に発表された宿泊旅行統計調査によりますと、2023年1年間に県内のホテルや旅館に宿泊した人の数はのべ762万8000人で、前の年より76万1000人、率にして11.1%増加しました。

年間の宿泊者の数は、新型コロナウイルスの影響がなかった2019年の84%の水準です。

日本人は前の年を5.9%下回りましたが、新型コロナの入国規制が緩和された外国人は132万6000人で、前年の7.9倍に増加しました。

県は「外国人宿泊客は大幅に増加しているもののコロナ禍前の65%にとどまっているので、1人あたりの消費額を増やすことを目指したい」としています。