■世界陸上オレゴン・7日目(日本時間22日・米オレゴン州ユージーン)

世界陸上は大会7日目を迎え、男子やり投予選が行われた。日本からは2人が登場し、10年振りの国際大会で世界陸上は初出場のディーン元気(30)が決勝進出を決めた。同じく初出場の小椋健司(27)は予選敗退となった。

予選通過は83m50の投擲か、上位12人に入ることが決勝進出の条件。予選A組に登場したディーンは1投目に体勢を崩しながら79m26。2投目を投げる際には大声を出し、気合の投てきも距離は79m33と伸ばせなかった。残す3投目に今季自己最高の82m34を投げ、通過ラインには届かなかったが全体7位に入った。

予選後にディーンは「10年ぶりの世界大会で大人になったなってのを感じました。落ち着いて試技が出来ましたし、自分のやるべきことに集中してできたなと思います。(決勝では)メダルとかもありますけど、ひとまずしっかり入賞目指して、みんなどんどん投げてくると思うのでくらいついて楽しんで競技できればいいかなと思います」と決勝に向け、意気込んだ。

予選B組で登場した小椋は1投目に78m48、2投目は力みが出て伸びず75m22。最後3投目も距離は伸びず77m20で全体の19位で上位12人に入れず予選敗退となった


決勝は日本時間24日に行われる。