自民党派閥の裏金事件を受けて開かれる衆議院の政治倫理審査会は、28日に開かれる予定でしたが見送られました。地震からの復旧・復興に充てられる政府の新年度予算案の審議も停滞することになり、能登半島地震の被災地からは厳しい声が上がっています。

政倫審をめぐっては、公開での開催を求める野党に対し、審査を申し出た自民党の安倍派・二階派の幹部5人が非公開を求め、28日に予定されていた開催は見送られました。

インフラや建物の再建など、復興には国の予算が使われることもあり、被災地の人からは国会審議への影響を問題視する声が上がっています。

被災地の人は
「何もかも遅れている状態からさらに遅れるとなると厳しい」
「困るね。みんな悲鳴を上げているから、少しでも多く(予算を)回してもらわないと」
記者
「公開でやるべきかやらないべきか?」
被災地の人は
「どっちでもいい、早く予算を上げてほしい。政治家は自分のことしか考えていない」

一方で、政治不信を増大させている裏金事件に厳しい目を向け、究明が必要だと話す人も。

被災地の人は
「しっかり説明責任を果たしてもらわないと、みんなに迷惑」

政倫審は、29日と1日に完全公開で、岸田総理ら6人を審査することで与野党が合意しましたが、被災地を置き去りにした与野党の駆け引きに厳しい視線が注がれています。