20代患者…耐え切れず救急車を呼ぶも『入院できず自宅療養』

一人暮らしの20代の男性。男性は38℃以上の発熱が続き、のどの痛みやせきに苦しんでいました。
【往診の様子】
(医師)「症状が出たのはいつからになります?」
(20代患者)「夜に熱が出て、高熱になって」
(医師)「それで陽性が確定した。熱は?」
(20代患者)「日曜日から40℃39℃をいったりきたりしている」
(医師)「せきは1回出たら止まらない感じですか?」
(20代患者)「そうですね、たんがからんでいる感じ」
男性は耐え切れず救急車を呼びましたが…。
【往診の様子】
(20代患者)「(救急車を)呼んで来てもらって酸素を測ってもらったんですけど、『まだ搬送するほどではない』ということでオンライン診療か訪問診療に電話してくださいと言われました」
(医師)「お薬は処方されましたか?…されていない」

男性は酸素飽和度が保たれていたため軽症と判断され、自宅療養と言われたといいます。
【往診の様子】
(医師)「ちょっとしんどいと思うんですけど、30歩ぐらい部屋をぐるぐる歩いてみて、もう1回(酸素飽和度を)測らせてもらっていいですか」
(20代患者)「(歩く)」
(医師)「今は91まで下がったんですわ(※正常値は99~96%)。91%まで下がるということは状態としては結構悪い。ちょっと動いただけで91%まで下がるということは普通はないんです」
(20代患者)「(もう一度歩く)」
(医師)「一応今は下がらなかったので大丈夫だと思います。94%以下の場合は携帯電話のほうに電話ください。24時間つながりますので」














