立憲民主党は21日、安倍元総理の銃撃事件をきっかけに多額の献金問題が注目されている旧統一教会をめぐり、被害者対策本部を設置することを発表しました。

立憲民主党 西村智奈美幹事長
「旧統一教会による被害等を調査、検証し、対策を立案するべく、旧統一教会被害対策本部を立ち上げる」

安倍元総理が銃撃され、死亡した事件をめぐっては、容疑者の男が母親が宗教団体「世界平和統一家庭連合」=旧統一教会に入会し、多額の献金をして破産した頃から「旧統一教会を恨んでいた」と供述しています。

立憲民主党は「旧統一教会に関する被害は国会として看過できない問題だ」として、25日にも被害者対策本部を設置することを発表しました。また、共産党も「旧統一教会問題追及チーム」を発足させていて、旧統一教会の献金問題や自民党との関係について追及する方針です。