いま、子どもたちを育てる学校の先生のなり手が少なくなっています。熊本県教育委員会の人員を増やすための取り組みを追いました。
中学校で国語を教える村本幸子(むらもと さちこ)さん(51)。

これまでは県教委の事務局などで働いていましたが、去年4月に教員デビューしました。
益城中学校 村本幸子教諭(51)
「今までは大人目線で大人と付き合って仕事をしてきたのが、環境が変わって生徒の目線で考えることを意識している。楽しいことの方が大きいです」

県教委は今年度、全国で初めて村本さんのような教員免許を持つ事務職員を学校に派遣する取り組みを始めました。学校現場での教員不足を解消するためです。
村本さんはまだ子どもたちに教え始めたばかりですが、指導役の教諭は村本さんの働きぶりを頼もしく感じています。
益城中学校 寺田亜紀指導教諭(48)
「とても優しい語り口なので、子どもたちも安心して授業を受けている。(会計の仕事も頼んだが)間違いがなくてバッチリなので、そうした点も尊敬しています」

教員不足の背景には小中学校の教員を目指す人の減少があります。
志願倍率は6年前は3.7倍でしたが、去年は1.7倍でした。














