教員のなり手の確保対策 できることは何でもやる

県教育委員会も対応を迫られています。

熊本県教育委員会 白石伸一教育長
「できることは何でもやる。そうした方針で教員のなり手の確保対策に取り組んでいく」

そこで解決策の一つとして県教委事務局から教員が派遣されるようになりました。

また教員不足の解消とともに違うキャリアを積んだ視点から、学校現場での課題に気付くことや、学校と教育委員会の意思疎通を強化することも狙いです。

熊本県教委 学校人事課 鍬本亮太課長(55)
「教育現場に山積する課題は様々ある。こうした課題に対応するには多様な人材(が必要)」

しかし、その人材を派遣する県教委の教育行政職を受験する人も、8年前と比べて4分の1に減りました。特に人事異動が迫るこの時期は忙しさが増します。

県教委教育政策課 佐藤拓矢参事(34)「(家事や育児を)妻に手伝ってもらっていて、家族に負担を掛けているなと思うところがある」

高い志を持って教員の道に進む若者たちにとって魅力ある職場にできるのか改革が求められます。

4月から中学校の教諭に 熊本大学教育学部 秋吉純輔さん「誰よりも信頼される先生になりたい。その上で子どもたちの悪い部分ではなく、良いところをしっかり見つけてほめてあげて、子どもたちの可能性を広げられるような教師になりたい」

少子化なのに学級数は増加

県教育委員会の取り組みとして、教員免許を持たない社会人を募集して合格後に教員免許を取得する「キャリアチェンジ」も来年度から実施されます。

キャスター
「そもそもですけど少子化と言われ子どもの数は減っているのに、教員は足りないんですね」

1人1人のニーズにあった教育ができる特別支援学級が増加していて、全体の学級数が6年前から100ほど増えています。

その分、担任など必要な教員も増えて人手不足となっています。