アメリカのバイデン大統領はイスラエルとイスラム組織「ハマス」の戦闘の一時停止について、「来月4日までに実現することを期待している」と話しました。

バイデン大統領
「(ガザでの戦闘の一時停止はいつから実現しそうですか?)この週末の終わりには実現することを期待しています。安全保障担当補佐官は『合意は近いが、決着はまだだ』と言っています。来週の月曜日までに戦闘の一時停止が実現することを期待しています」

アメリカのバイデン大統領は26日、訪問先のニューヨークで記者団に対しこのように述べ、ガザでの戦闘の一時停止の実現に期待を示しました。

パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉をめぐっては、人質解放を条件に戦闘を6週間停止する案に仲介国とイスラエルが合意したと複数のメディアが報じていて、この案をもとにこれまで恒久的な停戦を求めてきたハマス側と合意できるかが焦点になっています。