今月18日に山口刑務所に収容されていた被告の女が首をつった状態で見つかり、病院に搬送されていましたが、24日に死亡しました。本来は持ち込めない腰ひもが使われていて、刑務所で原因を調べています。

山口刑務所によると、2月18日午後7時半ごろ、収容中の50代の被告の女が、単独室で首をつっているのを巡回していた刑務官が見つけました。女は病院に運ばれ治療を受けていましたが、24日に死亡しました。女は私物のズボンの腰ひもで首をつっていて、室内から遺書のようなものが見つかったということで、自殺を図ったものとみられています。腰ひもは自殺を防ぐため、本来は回収されることになっています。山口刑務所では検査で見落とした可能性もあるとして、状況を調べています。

山口刑務所の太田一夫所長は「被収容者が亡くなったことは誠に遺憾。動静視察や心情把握をさらに徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。