将来の夢は建築家

将来は、建築家という夢を持つマルガリタさん。この日は、工学部の実験場で建物の耐震強度を測る実験に取り組んでいました。

マルガリタさん:
「実験は大好きです。(将来は)人が住む家だけではなく病院や学校などの建物も造ってみたいと思います」

未だ絶えることなのない故郷の戦火に不安を抱きながらも、異国の地で前を見据えるマルガリタさん。

マルガリタさん:
「若者はその国の未来です。それはウクライナだけではなくどこの国でもそうだと思う」

あれから間もなく2年、一刻も早い収束を願っています。

東北大学の留学生 マルガリタさん:
「早く戦争が終わってほしいと思います。なぜなら毎日人が亡くなっているし、命よりも大切なものはありません。しかし、それが非常に難しいことも分かっています」

マルガリタさんは、「軍事侵攻が終わったとしても、人々が受けた恐怖はトラウマとなって残りそこから立ち直るのは信じられないほど難しいと思う」と話していました。マルガリタさんは、自分で計算をして仮説を立てそれを確認することができる工学の実験が好きでこれからもいろんな研究をしていきたいということです。

東北大学では、マルガリタさんを含めて現在、3人の研究生や留学生を受け入れていて、今後もサポートしていくということです。