能登半島地震の影響で集団避難していた石川県能登町の中学生が、およそ1か月ぶりに地元に戻り、家族と再会しました。

避難先となっていた金沢市の医王山スポーツセンターから能登町に戻ってきたのは、先月21日から集団避難していた中学生34人のうち20人です。

能登町では水道が復旧し、校内のトイレが利用できるようになるなど、施設の環境が整ったとして、きょうで集団避難を解除。26日からそれぞれの中学校で授業に出席します。

保護者
「もっと長いかなと思って覚悟して行かせたが、良いタイミングで戻ってきてくれた」
1年生の生徒
「自分でやらないといけないことばかりで大変だった。戻ってこられたので嬉しい。豆腐ハンバーグが好きなので食べたい」

避難を続けている残る14人の生徒についても、卒業式前日の来月8日までに全員が退所するということです。