「100%精密検査につなげていかなければ」平均寿命延伸に向けて

青森県・宮下宗一郎知事
「平均寿命延伸に向けては、がん死亡率の改善が必要。がん検診で要精密検査とされた方を、100%精密検査につなげていかなければなりません」
事業では、市町村が行う検診で5大がんの精密検査が必要と判断された人に対して、初回の精密検査にかかる費用を支援します。

補助は市町村と共同で行い、その額は最大で3000円~6000円としています。
健康福祉部 三村光司課長
「従前であれば、かかっていたであろう医療費の自己負担相当額を、この助成を受けることで事実上負担しなくて済むことになる。例えば、胃がんが引っかかって胃カメラを飲む、そのカメラを飲むときが助成対象になります」

補助は5大がんのうち子宮頸がんは20歳から。そのほかのがんは、40歳から69歳の人が利用することができ、県は年間に1万4110人の利用を見込んでいます。