能登半島地震からの復旧・復興事業などを盛り込んだ新潟県の補正予算案、およそ789億円が2月県議会で可決されました。

22日の本会議で可決された補正予算案。
このうち、一般会計は751億3200万円、特別会計は37億6241万円で、合わせておよそ789億円です。
元日に発生した能登半島地震では、県内でも建物などに多くの被害が出ました。そこで県は、準半壊以上の被害を受けた住宅の応急修理に県が独自に最大100万円を上乗せする事業や、最大400万円が支給される被災者生活再建支援事業にそれぞれ10億円あまりを充てます。
また3月16日から実施される宿泊費の割引事業「にいがた応援旅割キャンペーン」には25億7000万円あまりを充てています。

新潟県 花角英世知事
「風評により落ち込んだ県内宿泊事業の早期回復に活用してもらいたいと思います」
2月県議会は3月22日までで、県の新年度予算案などについて論戦が繰り広げられます。