自宅近くの小さな畑で、野菜や花を育てるのが趣味だという尾原さん。
運転免許を返納した今、出掛ける際は、バスやタクシーを利用したり、家族や知り合いが運転手を務めてくれたりと、不便は感じないといいます。

自宅を訪ねると、何やら冊子を見せてくれました。
尾原さん、安来市交通安全協会の教養部長を務め、長らく会報に、交通安全を呼び掛けるコラムを掲載していたそうです。

コラムより
「ほら右から車が来たで。だけん、止まって待っちょーがな。お前の声に、よけいおべーがな」

安来弁でつづられるコラムもユニークですが、イラストも尾原さんが自分で描いたものなんです。

10代の頃、漫画家の手塚治虫さんに憧れていたという尾原さん。安来市の日立金属で働いていた際も、社内の広報誌に4コマ漫画を執筆していました。