傷ついた方たちのために…必要な支援の形とは
小川彩佳キャスター:
これは意義深い技術の使われ方ですね。

キニマンス塚本ニキさん:
本当ですよね。AIとは違いますけど、こういう形で技術がどんどん発展して、芽になればいいなと思います。
私も過去にラジオ番組で、義肢装具士の方にお話を聞いたことがあるんですけど、本当に何度も何度も、その人の身体に合わせるためにやり直さなきゃいけないと伺いました。
それと比べるとコストも低いし、1日でできるというところが、ウクライナはもちろんですけどフィリピン、インド、パレスチナ、ガザの子どもたちみたいに、世界中で必要としている人たちはいっぱいいると思いますので、届いてほしいと思いますね。
小川キャスター:
傷ついた方たちの傷ついた心、そして状態にどう向き合っていくのか、本当に息の長い支援が必要ですよね。

トラウデン直美さん:
こうした技術的な支援であったり、現地が少しでも復興していけるような支援というのは、本当に理想的だと思います。
ただ、戦闘が続いている限りは、義足だったり、こういった支援を必要とする人は増えるけど、それを作る人は少ないままだろうと予想するので、争いの被害が出るような戦い方というのを、とにかく止めてほしいなとは思いますね。
先ほどニキさんがおっしゃったように、新しい技術というのは、こういうふうに、人のためになるようにどんどん使ってほしいなと思います。