オープンAIが公開した新技術「Sora」。文章を入力するだけで、生成AIに動画を作らせることができます。リアルなのか、作られたのか。じっくり見ても判断がつかないこうした動画には、どんな可能性やリスクがあるのでしょうか。

※動画内で紹介したアンケートは22日午前8時で終了

「Sora」に動画クリエイターは…「数年後の未来わからない」「使わないとかはない」

アメリカのオープンAIが公開した新たな技術「Sora」。文章を入力しただけで、生成AIが動画を作ってくれます。動画の創作活動を行うクリエイターたちの受け止めもさまざまです。

動画クリエイターしゃんさん
「数年後の未来もわからない状態にわくわくしている面はあるが、ただ生きていく、生活して食べていくというところでは不安があるので、半々ぐらいかなと」

別のAIクリエイターは。

AIクリエイター ひろちゅ~さん
「Soraが今後一般公開されるならば、有効活用していくしかないかなと思う。あえて使わないとかはない。AIの進化が自分の利益につながるか考えて、実行していくしかないのかな」

ただ、クリエイター自身の手で作った作品も「AIが作った」と疑われるのでは、と懸念も口にします。

AIクリエイター ひろちゅ~さん
「制作過程を動画で証明しようとしても、それもSoraで作ったのではないか。性能によっては証明できないことになる可能性もあります。作品の価値も今後どうなっていくのか分からない」

オープンAI側も動画に生成AIによるものと分かる情報を埋め込んだり、性的・暴力的など有害な内容をブロックするなどし、対策。市場投入に向けては、専門家による安全性の検証を行う考えです。