スーパーやコンビニなどで販売されている『お総菜』の市場は年々拡大し、2022年度は10兆円超となりました。『おかずを購入したい』という潜在的な需要は、かなり高いとみられます。
ドンキやアキダイも参入 「総菜」市場 10兆円超

日比麻音子キャスター:
今、お総菜市場が拡大しています。2023年版「惣菜白書」によりますと、総菜市場は▼2019年 10兆3200億円 ▼2020年 9兆8195億円 ▼2021年 10兆1149億円 ▼2022年 10兆4652億円となりました。この調査は調理冷凍食品やレトルト食品などは対象外となっているため、お総菜を購入したいという需要が高まっていることがわかります。

この市場に大手も参入しています。ドン・キホーテでは総菜新ブランド「偏愛めし」を展開。『【R指定?】葉わさびポテトサラダ 268円』や、『欲望のままに作った厚切りロースのピラミッ丼 646円』など、開発者自身が“好きな人は絶対に好き!”と確信を持てる偏愛メニュー全20商品を提供しています。

東京・練馬区にあるスーパーアキダイでは5年ほど前から総菜コーナーを展開していると言います。秋葉弘道社長によりますと「うちは生鮮食品“推し”ですが、お客さんのニーズが高いので“総菜コーナー”を作りました」と話しています。
店内に併設されている“総菜コーナー”は20品以上で、年々拡大中と言います。高齢者や1人暮らしの人、また毎日調理する人がメイン料理のお供に一品追加で購入される方が多いそうです。

大手スーパーの西友が調査した「料理に関するアンケート」でもお総菜をうまく利用したいという思いがみられます。
【「週7日毎日料理する人」アンケート】
▼料理することから逃げたくなる。誰かに任せたくなることは?
→思うことがある66.1%・そう思わない33.9%
▼家で作るには面倒なものは総菜を積極的に利用したい?
→そう思う81.8%・そう思わない18.2%
萩谷麻衣子 弁護士:
毎日献立を考えるのも億劫ですし、1人暮らしの方が料理をすると、何日も同じものを食べなければならないこともあります。私はコロッケなどの揚げ物は油の後処理が大変なので、つい総菜品を買ってしまいます。














