運営する新潟市の第三セクター「新潟地下開発」が来年10月までに会社を解散させ、全てのテナントに対し来年3月までに撤退を求めることを決定。

テナントは
「整理がつかない。頭の整理がつかない」
「本当に、いや…という形でね。心配というか、困っている」

突然示された会社解散の方針に、撤退を求められたテナントからは戸惑いの声が上がっていました。

「新潟地下開発」によりますと、会社の解散は業績の低迷により、新潟市から借り入れた9億円の返済が困難になったことが大きな要因だということです。

古町で長年営業してきた西堀ローサは、今後どのような姿になるのか…。

新潟市によりますと、西堀ローサをどう活用するか、行政だけでなく、市民と一緒になって考えたいと『活用を検討する場づくり』を新年度から始める予定で、そのための予算を500万円計上するということです。

新潟市 中原八一市長
「これからも古町エリアの魅力を将来に継承するために、西堀ローサについては本市として積極的にそのあり方を検討する責任があると考えています」

市民を交えた検討をどのように進めていくかなどは、21日から始まった2月市議会で議論が行われる予定だということです。