また、こちらも長打でアピールしたのが、4年目の 二俣翔一 。1打席目に対外試合初ヒットとなるツーベースを放てば、4回の第2打席もレフトオーバーのタイムリーツーベース。まだ1軍出場のない21歳の内野手が、バットで開幕1軍を手繰り寄せます。

石田充 アナウンサー
大活躍だった二俣選手ですが、おととい(19日)、休みの日にこの屋内練習場に来て、中村奨成 選手と2人で “休日返上” でスイング練習をやっていました。そういったところが実って、対外試合初めてのヒットも出て、それが長打2本という活躍でした。このあとはテレビカメラがたくさん並ぶ前で共同インタビューが予定されています。

2日間の第2クールを終えまして、新井貴浩 監督が2日間を振り返っています。

広島カープ 新井貴浩 監督
― 沖縄第2クールを振り返って
「実戦が入ってきて、各選手がいいアピールをしてくれているなと思います」
― きょうの練習試合を振り返って、先発の アドゥワ誠 投手は?
「また先発に挑戦してみようということで、きょう、3イニングですね。よかったと思いますね。ストライクも先行できていましたし、カーブ等で緩急もつけていましたので、よかったと思います」
― そのあと、ルーキーピッチャー2人が登板しました。
「いや、よかったと思いますよ。彼ら2人、高と滝田、投げ終わった後、話したんですけど、2人とも『すごく緊張しました』と。初めての対外試合ということですごく緊張したと思いますけれども、ゼロで抑えて立派なもんだと思います」
― 一方のバッター陣は?
「(バットは)振れていると思います。きょうとかは二股。うん、いいスイングだったと思います」
― 侍ジャパンメンバーの小園選手は2打数2安打。
「彼の場合も順調に来ていると思います。昨年、キャンプ、オープン戦と開幕と本人もあんまり入りがよくなかったので、ことしはしっかりと入りますと言っていましたので期待できると思います」
― きょうは4番にすえたシャイナー選手に長打が出ました。
「いいバッティングでしたね。次のアウトもフライアウトだったんですけども、いい角度がついていると思います。ナイスバッティングだったと思います」
― あす22日のオフをはさんで、キャンプは最終クール。選手たちにどういったことを期待?
「いや、もう実戦漬けになりますので、最終クールは。さらに競争して、いいものを見せてもらいたいと思います」














