チアリーダーたちの健康管理を支援しようと、ベガルタ仙台と東京の企業がパートナー協定を結びました。20日は、男性スタッフが生理痛を疑似体験する場面も設けられました。

協定を結んだのは、ベガルタ仙台と東京の企業「ウィルミナ」です。

協定は、「ベガルタチアリーダーズ」のコンディション管理を支援しようと締結されました。「ウィルミナ」は、コスメの展開に加え女性の生理対策にも力を入れていて今後、希望するチアリーダーに対しオンラインでの診療・処方箋サービスを提供します。

ベガルタ仙台 板橋秀樹社長:
「女性自身の健康管理を女性が考えることももちろん大事だが、クラブの男性職員も知識や経験を高めていくのは大事」

ウィルミナ 幸村潮菜社長:
「女性のヘルスケアにまつわることは、今までは我慢して当たり前と思われていた。それを言いやすいような社会であったり、分かってくれるような人たちを作っていくことが重要」

20日は、電流を流す装置を使い生理痛を疑似体験する場面も設けられました。

3人の娘がいるというtbc阿部記者も体験してみました。

阿部航介記者:
「ではお願いします。あーずっしり重い感じが。(これが弱、これが中です)中でもつらいです。ずっしりと重い痛みがお腹に走ったので、これが1か月に1度来るのは大変だなと思いました」

体験したベガルタの職員は…。

ベガルタ仙台地域連携部 小野寺仁さん:
「圧迫される痛みは初めての痛みだったので、こういう痛みを日ごろから受けているんだというのはすごく勉強になった」

ベガルタチアリーダーズ Asahiさん:
「活動している中で、女性特有の悩みや不安が出てくるので、このようなサポートは心強いですし、安心して活動していけるのでありがたく思う」

今後、生理の知識を学んでもらうセミナーも開催する予定で、今年4月中のホームゲームに合わせ実施し男性スタッフにも参加してもらうということです。