【丸山工務所総務・経理部上村仁課長】
「学校はただの建物ではなく、子どもたちの学び舎であると同時に、地域の皆さんが集う拠点です。その拠点がなくなることは、地域のコミュニティにとっては非常に寂しい事かと思いますので」

新潟県十日町市によりますと、統廃合などで使われなくなった学校は現在、市の倉庫にしたり体育館を地域住民に解放したりするほか、『大地の芸術祭』の会場としても活用されていますが、“キャンプ施設”は初めての取り組みだということです。

雪国をポジティブなアイディアで盛り上げるとともに、廃校を再生できるプランが『雪原学舎』でした。

市が2022年に開催した『雪国居住空間コンテスト』の最優秀賞に選ばれ、このプランには市から500万円の補助金が出ましたが、廃校の改装にはまだまだ費用は足りず、そこで考えたのが…

【丸山工務所総務・経理部 上村仁課長】
「ふるさと納税を活用したクラウドファンディングにチャレンジさせてもらって」

十日町市とタッグを組んで始めたクラウドファンディングでは、全国から総額およそ630万円の支援が3カ月間で集まり、ようやく実現に向けて動くことができたということです。