全国の新規感染者が15万人超え。コロナに加え、「夏風邪」も広がっていて、子どもたちの生活に影響が出始めています。
■いよいよ夏休み!でも手放しで喜べない感染状況 小学6年生「どこでも行きたい気持ちでいっぱい…」
20日、終業式を迎えたのは、東京・葛飾区の「葛飾小学校」。「新型コロナ対策」「熱中症対策」でオンライン開催となりましたが、陽性や濃厚接触者になった児童20人ほどが登校できませんでした。

葛飾区立葛飾小学校 牧野昭太郎校長
「健康でコロナの感染にも気をつけながら、それから熱中症にも気をつけながら楽しい夏休みを過ごしてください」
いよいよ21日から夏休み。今年はどんな計画を立てているのでしょうか。
6年生
「沖縄に行って海で泳いだりしたいな。楽しみです」
「お母さんの実家に帰って畑の手伝いをしたりとか、プールに行ったりしてみんなで楽しもうという計画は立ててます」

久しぶりの行動制限のない夏休み。しかし、感染者が増える中なかなか手放しでは喜べないようです。
6年生
「どこでも行きたい気持ちでいっぱいなんですけど、いまコロナがすごく拡大してるから、気をつけながら夏休みを満喫したいです」
「そろそろみんなと元に戻りたい。マスクをとってみんなと笑って話し合いたいっていう気持ちはあります」
■「とんでもないことになり始めてる気が…」“子ども”の発熱外来がひっ迫?
いまだ子どもたちに暗い影を落としている新型コロナ。一方、SNS上にはこんな悲痛な叫びが。

「小児科で発熱外来やってるところは少なく、電話がつながらない」
「子どもが発熱したので発熱外来連れて行こうとしたら、予約でいっぱい。とんでもないことになり始めてる気がする」
実際に何が起こっているのか、4歳の息子が発熱したという父親に詳しく話を聞いてみると…
息子(4)が発熱した父親
「発熱外来のところにどんどん連絡をもう片っ端から入れていったんですけども、話し中で繋がらないところが大半で、繋がったとしても『いっぱいなんですいません』ということで断られたりとか」
結局、20日に診察を受けることができ胃腸炎ということがわかりました。
息子(4)が発熱した父親
「これが現実かっていう。思った以上に広がってるんだなって」