暑くなると食べたくなるそうめんの話題です。地方の名物「ご当地そうめん」から工場直送の「生そうめん」まで最新の“そうめんの世界”を取材しました。

■もっちり歯ごたえ“生麺”そうめん 製麺工場直営店のそうめん流し

群馬・藤岡市の「麦挽屋 今助」は風情溢れるお店です。 
店内には何やら見慣れないテーブルが3台並んでいます。いったい何に使うのかというと…そう、そうめん流し(743円~ 2人分~ ※1日3組まで 場合によっては変更・中止の可能性も)。

コロナの影響で2021年は出来ませんでしたが、21日から2年ぶりに再開するんです。麺にもちょっとしたこだわりが…

麦挽屋「今助」 小倉信道店長
「乾麺は皆さんお中元とかでもらうので生の麺でやってみようと」

実はこちらのお店は製麺工場の直営店。出来立てホヤホヤだからこそ歯ごたえがあるもっちりした麺が楽しめるんだとか。

流している水も地下水を使うなどこだわり満載!よく冷えた麺をいただきます。

記者
「普段食べている乾麺と比べてちょっともっちりしています。歯ごたえがしっかりあります」

麦挽屋「今助」 小倉信道店長
「お子さんは今コロナ禍でどこにも出られない感じなので、ここで少しでも夏休みの思い出を作っていただければと思います」

■専門店では“進化系”そうめん×ジェラートにベトナム風、担々そうめんも!

夏を前にさまざまなそうめんの楽しみ方が広がっています。 

東京・日比谷にある「そうめん そそそ ~その先へ~日比谷OKUROJI店」はそうめん専門店。夏にぴったりの“進化系そうめん”が人気です。

使用するのは、香川県小豆島産の高級そうめん「島の光」。
氷水で締めたつるつるのそうめんに合わせるのは、オリーブオイルやオリジナル出汁醤油などをブレンドした自家製ソース。

さらに、トマトとバジルも一緒に盛り付けて完成…かと思いきや、そこに登場したのはなんとトマトのジェラート。見た目もひんやり!冷製そうめん「トマトザクザク冷製そうめん ~醤トマトソルベを添えて~」(1210円)です。そのお味は?

記者
「ジェラートが入ってることによってキンキンに麺自体も冷えるので、すごくさっぱりして涼しいです」

他にも、じっくり煮込んだ牛バラ肉とクレソンやパクチーがたっぷり入ったベトナム風の温かいそうめん「牛バラとクレソンのベトナム風そうめん」(1320円)や、ごまと豆乳をベースに作った「冷やし坦々そうめん」(1320円)も。上に乗った甘辛の肉味噌を混ぜるとさらに濃厚さがアップします。

そうめんそそそ~その先へ~ 安藤成子オーナー
「ムシムシして暑いなって、ジメジメして暑いなという気持ちもさっぱりと吹き飛ばしてくれるような爽快感があるのでとってもおすすめです」