■「自宅療養」“陽性”から4日でやっと食料…?「ホテル」では「手洗いで洗濯が大変」
渡部キャスター:
今の療養はどのように行われているのでしょうか。
▼「ホテル療養」40代男性プロデューサーSさん

・7月12日午前~都内ホテルで療養
・1日3回、弁当支給
・朝、夕方、館内放送で検温と血中酸素飽和度の測定呼びかけ、放送後に測定し専用サイトに入力
Sさんは「手洗いで洗濯して部屋干しするのが一番大変だった」と話していました。
▼「自宅療養」30代女性ディレクターOさん

・陽性診断当日(7月11日)、川崎市保健所からショートメッセージ「神奈川県療養サポート(LINE)に登録」を促される
・7月12日朝以降、毎朝「本日の体調について回答してください。回答が確認できない場合は、安否確認のために、直接訪問することがあります」とメッセージ
→返信が遅いと、AI自動音声による電話でLINE入力催促
・7月15日朝、配食サービスで約8日分のカップ麺・レトルト食材などが届く
Oさんは「すでに実家から食料を送ってもらっていたので、苦労はしなかったけど、もう少し早く配送して欲しかった」と話しています。
ホランキャスター:
自治体も感染者が増えてきますと、こういったケアがどうしても遅れてしまうということがあると思います。療養中に注意すべきことはありますか?
倉持院長:
症状によっては本人が気づかないで治療が遅れるというケースもありますので、やはりこれも医療機関が検査だけに費やすことなく、余裕があってきちんと診療ができれば一番いい状況ですので、各自治体はそういう環境を作っていくことが一番大事になってくると思います。