人手不足が深刻化する介護業界の負担軽減を目指します。介護の現場のICT技術に関する研修会が宮崎市でありました。
これは、県社会福祉協議会が開いたもので、県内の介護施設などからおよそ30人が参加しました。
研修会では、大阪公立大学と東京のベンチャー企業が共同で開発した高齢者見守りシステムが紹介されました。
このシステムでは、室内に非接触型のセンサーなどを設置することで、室内の状況を職員がスマートフォンでリアルタイムに把握することができます。
また、ベッドにいる利用者の体の動きを検知したり、心拍を測定したりすることが可能だということです。
(参加者)
「(ICT導入で)ある程度利用者さんの生活を守りつつ、生活を送っていただけることができるかなと思ってます」
「万年、施設は人材不足といいますか、その部分で事故とか、そういう部分が多く出てきている事例がやっぱり聞くので、そちらの方の解消になればいいかなと思います」
県内では、介護現場の人手不足が深刻化していて県の推計では2025年度におよそ2600人、2040年度には、およそ9500人の介護職員が不足すると見込まれています。
注目の記事
「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

「続けていけば必ずこれに打ち勝てる日は来る」ワイン醸造家が奮闘 耕作放棄地をワイン用ブドウ畑へ 再生に挑む

「ピヨピヨ」「カッコー」…青信号で鳴る音に違いがあるのはなぜ? 音響式信号機のナゾに迫る!

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

