新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、医療現場にも迫っています。


堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長
「検査希望される?」

20日、島根県松江市の医院では、新型コロナの検査の対応に追われていました。

堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長
「自宅療養をしている方たちへの電話対応なんかもしておりますので、通常の診療の3倍くらい忙しい状況ですね」

感染拡大に伴い業務が3倍に増加。
そんな中、こんな懸念も。

堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長
「他のクリニックで、濃厚接触であったり、実際に感染するケースも聞いてはおります。非常にひやひやしております」

医師や看護師、受付など、この医院のスタッフはわずか7人。スタッフが感染したり自宅待機となると、業務が回らなくなる恐れがあるのです。

堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長
「医療者については、濃厚接触であっても毎日簡易キットで陰性確認して仕事をしていいというルールになっていますので、近い感染だなと、親子とかですと休んでもらいますけど、軽い濃厚接触くらいであれば、そのような対応でできるだけ診療を維持している状況です」

スタッフの確保に、増え続ける患者への対応。医療現場はぎりぎりの状態が続いています。