山口市在住で、縄跳びの8重跳びを成功さた中学生に注目が集まりましたが、…実は縄跳びがスゴイ中学生はまだまだいます。

こんどは岩国市の中学3年生が、3重跳びをなんと連続340回も跳んで全国大会で優勝しました。

岩国市の東中学校3年、山田陸人さんです。

去年12月に神奈川県川崎市で開かれた縄跳びの全国大会で優勝しました。

3重跳びをなんと連続340回も跳び、2位に22回の差を付けました。
シニア部門では最年少の15歳。

初出場での快挙でした。

縄跳びに夢中になったのは小学6年のときだったそうです。

東中3年 山田陸人さん(15)
「小学6年生の時に4重跳びまで跳ぶことができたんですけど、もしかしたら5重跳びもできるんじゃないかと思って、そこから5重跳びを練習し始めて。
本当は5重跳びが跳べたらやめるつもりだったんですけど、いろいろやっていく中でほかにもいろんな技があることを知って、縄跳びってこんなに楽しいんだなってそこからいろんな技に挑戦するようになって」

リクエストに応えて3重跳びを披露してくれました。

たまたまそばで練習中だった地元バレーボールクラブの子どもたちも目の前に座り込んで、日本一の技に目を輝かせます。

そして6重跳びも披露しました。

山田さん
「縄跳びは、実は今2000種類ぐらい技があって。何重跳びの組み合わせだったり、いろんな技の組み合わせがあって、ひとつひとつ違った技が生まれていく。新しい技ができた瞬間の達成感っていうのが魅力だと思っています」

山田さんは7月に川崎市で開かれるアジア大会に出場予定で、さらに持久力を付けてベストを尽くしたいと意気込みました。

高校に進学しても縄跳びは続けるそうで、今の目標は「7重跳びの成功率を上げる」ことだそうです。