今年秋に運用開始を控える仙台市地下鉄南北線「新型車両」の日中の試験運転が、2月から始まっています。
地下鉄南北線の泉中央駅に現れた真新しい車両。仙台市が今年秋から営業運転を始める予定の「新型車両」です。

仙台市交通局では2月から通常ダイヤの合間に日中の試運転を始めていて、19日はパソコンを使ってブレーキの強さなどのデータ収集を行いました。
仙台市交通局鉄道技術部車両課 大橋基樹課長:
「停止位置の調整や乗り心地の調整を行っています。夏前ぐらいまで試運転を続けまして運転士の訓練を行い、営業となります」

駅に居合わせた客が、写真を撮影する姿も見られました。
乗客:
「古い車両が走ってきた路線なので、こうやって内装も外装もピカピカな車両がみられてすごく感動している」

新型車両では車内の案内表示が液晶式になるほか、車いすやベビーカーのスペースも増設されるということです。