■プロ野球・練習試合 ヤクルトー中日(18日・浦添)
プロ5年目を迎えたヤクルト奥川恭伸投手(22)が、中日との練習試合に先発登板。2回を2安打無失点で切り抜け、右肘痛からの復帰に向け順調なピッチングをみせた。
昨年11月の練習試合以来の実戦登板となった奥川は、星稜高の後輩・内山壮真捕手(21)とバッテリーを組んだ。1回は先頭・岡林に対し、ストレートで一ゴロ、続く辻本は投ゴロ。3人目のディカーソンは二ゴロで打ち取り、初回を抑え安堵した表情をみせた。初回の最速は149km。
2回は4番・細川をスライダーで空振り三振を奪うと、カリステをストレートとフォークで追い込み、三ゴロで2アウト。続く福永にレフト前ヒット、三好にセンター前ヒットを許しランナーを2人背負ったが、ロドリゲスに対しカーブでストライクを奪うなど、落ち着いた投球をみせ最後はスライダーで三ゴロに打ち取った。
チームは1回に中日先発・仲地礼亜に対し、先頭・塩見が二塁打で出塁すると、西川の打球を辻本が後逸し、わずか4球で先制点を奪った。奥川は2回28球を投げてこの日のマウンドを降り、3回から小澤怜史(25)が登板した。














