■ミラノ・コルティナオリンピック™ フィギュアスケート団体・男子フリー(日本時間9日、ミラノ・アイススケート・アリーナ)
フィギュアスケート団体、日本は北京五輪に続き2大会連続の銀メダルを獲得。アメリカが連覇を達成した。
前種目の女子フリーを終え、日本はアメリカと総ポイントで並んで最後の男子フリーを迎えた。日本は佐藤駿(22、エームサービス/明治大)が重圧の中、194.86点の自己新で2位。アメリカは世界王者のイリア・マリニン(21)が圧巻の演技で200.03点でフリートップ。大接戦の末、日本は1ポイント差で惜しくも敗れ、銀メダル。銅メダルは地元イタリアで団体初の表彰台入りを果たした。
最終滑走の佐藤は、代名詞の4回転ルッツを鮮やかに決めると、3回転アクセルからのコンビネーション、4回転-3回転の連続トウループも落ち着いて着氷。緊張感が漂う中、後半も4回転トウループをきれいに決め流れに乗った。ジャンプは全て決め、終盤もステップシークエンスで観客を魅了。大一番で持てる力を存分に出し切り、演技後はガッツポーズ。
得点は昨年12月のGPファイナル(名古屋)で出した自己ベスト(194.02)を上回る194.86点。マリニンの200.03点には及ばなかったが、佐藤の会心の演技にチームジャパンの坂本、鍵山らが涙を流した。
前日はアイスダンスのフリーダンスを終え、アメリカと5ポイント差の2位だった日本。最終日を迎えたこの日は、ペアのフリーで三浦璃来(24)、木原龍一(33)のりくりゅう組が自己新を大きく更新する155.55点をマークし、フリーもトップ。合計で2ポイント差に縮まり、坂本の女子フリーでついにアメリカとの差がなくなった。
勝負は男子フリーの結果にゆだねられ、佐藤が大一番に臨んだが、ノーミス演技も“4回転の神”の得点には及ばず。
フィギュア団体は14年のソチ五輪から採用され、日本はソチから2大会連続の5位。前回の北京では初の表彰台となる銀メダルを獲得。今大会もアメリカに次ぐ銀メダルとなったが、わずか1ポイント差と最後まで白熱した戦いで、歴史に残る激闘を演じた。
【フィギュア団体最終順位(総ポイント)】
1)アメリカ 計69ポイント
2)日本 計68ポイント
3)イタリア 計60ポイント
4)ジョージア 計56ポイント
5)カナダ 計54ポイント

















