働き方の多様化や共働き世帯の増加で「家事代行」の市場規模は右肩上がりに増えています。
そんな中、家事代行にとどまらず様々な「代行サービス」が登場しています。
企画や広報をサポート「PTA代行サービス」

2022年から近畿日本ツーリストが提供しているのが、PTA業務の代行サービス。修学旅行などの経験を生かした新事業です。
近畿日本ツーリスト教育旅行事業部 夜久晋也さん
「広報誌の印刷のデザインや、行事ごとの企画運営など、それぞれの課題に合わせて問い合わせを頂いています。」
東京都内の小学校でPTA副会長を務める信本さんは、「運動会のライブ配信」の代行を依頼しました。
本来はPTAで準備する機材も代行が用意。当日の撮影も行なってくれます。

PTA副会長 信本さん
「(自分たちで)同じことをしようとしたら、1か月ぐらい仕事をしながらの準備期間があったのではないかと想定しています。オリンピックやスポーツのライブ中継みたいな緊迫感が生まれて、見ている方からも好評でした。
(子どもの姿も)全部見ることができて、親としても助かりました。」
近畿日本ツーリスト教育旅行事業部 夜久晋也さん
「運動会の受付を保護者の方がすることによって、自分の子どもの出番が見られないというケースもあるんですよ。それはあってはならないことだし、そういったところもどんどん担当していけるような機会を作っていければと思います。」
現在月に10〜15件ほど依頼があり、印刷・デザイン/WEBサイト作成や人材派遣/イベント関連(ライブ配信など)を行っています。
参考価格は、東京23区などで人材派遣(1日実働5時間・1人)が1万2000円~(税別・交通費別)となっています。
恵俊彰:
想像もしなかったね。PTAの業務代行っていいよね。
コメンテーター 土屋礼央:
(PTAは)本当にみんなで、無い中アイデアを出し合っていますから。
トータルで考えると、限られた予算の中でこれを捻出できれば非常にみんなが助かるサービスですね。受付していて見られないっていっぱいあるんですよ。