「私はまだこの場所を諦めたくない」

 本来学ぶ場所であるはずの大学で寮生として提訴された学生たち。求めるのはこれまでと変わらない自由と対話だと話す。

 (博士課程2年生 高橋歩唯さん)「(Q転居する選択肢もある中で住み続ける理由とは?)私はまだこの場所を諦めたくないからですかね。どのような判決が出たにしても、吉田寮自治会と京都大学当局が、吉田寮のあり方について当事者間で話し合いをするフェーズは絶対に不可欠なので、まずはそれに応じてほしい」

 注目の判決は2月16日に京都地裁で言い渡される。