アルコール依存症と向き合う中で山口さんが感じたこと

山口達也さん:
「酒を飲んで気を失うまで飲むまでその日が終わらなかった。ブラックアウトという言葉があるんですけど、ブラックアウトをするまで酒を飲み続ける」

山口さんは、現在は一滴も酒を飲まず、自制を続けているということです。

山口達也さん:
「自分が変われば相手が変わる。人を変えようと思ったら苦しくなる。なくそうと思っても過去はなくらならない。これから起こる未来を嘆いてもしょうがいない。自分で変わっていくしかない。自分が変われば協力者が出てくる」

講演を聞いた人は…。

来場者:
「病気を認めるのも自分だし変わっていくのも自分。周りのサポート、社会の受け入れが必要と思った」
「すぐにやめられるとか我慢をすればいいのにとか思う人がこのような話を聞いて減っていけばいいと思う」

山口さんは去年3月に「株式会社山口達也」を設立。アルコール依存症に向き合いながら、全国で講演活動を行なっています。