およそ10か月に及ぶアメリカ大統領選挙のスタートです。共和党の候補者選びの初戦となるアイオワ州の「党員集会」が日本時間きょう午前に開かれます。

アメリカ中西部のアイオワ州では、日本時間きょう午前、共和党の候補者レースの初戦となる「党員集会」が開かれます。事前の世論調査ではトランプ前大統領が48%の支持を得て、独走状態です。

ヘイリー元国連大使
「トランプ氏には混乱がついて回ります。無秩序な今の世界で、今後4年、アメリカが混乱に陥れば私たちは生きられません」
フロリダ州 デサンティス知事
「トランプ氏は自分のため、ヘイリー氏は献金者のために立候補している。私はあなたたちのために立候補している」

2位を争っているのはヘイリー元国連大使とデサンティス・フロリダ州知事で、両候補がどれだけ支持を得られるか、今後の選挙戦を占ううえで焦点になります。

記者
「アイオワ州は日中でも気温がマイナス20度ほどです。党員集会は夜の7時からで、さらに厳しい冷え込みが予想されています」

寒波の影響で、今回は「史上最も寒い党員集会」になる見通しで、参加率の低下が見込まれることから、トランプ氏の圧勝が予想されている選挙結果に影響が出るのかも注目されています。