フランス西部の沖合にロシアが石油取引の制裁逃れに使っているとされる「影の船団」が停泊し、デンマークへの無人機飛行の拠点としても利用されている可能性があると地元メディアが報じました。
フランスメディアなどによりますと、西部の沖合に停泊している大型タンカーがロシアが石油取引の制裁逃れに使っている「影の船団」の一隻だということです。
このタンカーは先月末にデンマークの上空で相次いで確認された無人機の発射拠点の可能性があり、フランス軍が船の中に入り、捜査を行っているとしています。
デンマークでは1日、EU=ヨーロッパ連合の首脳会合が行われ、無人機の飛来に備えて、フランスが軍用ヘリを派遣するなど対応にあたりました。

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