パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍について、ロイター通信は「今後、より標的を絞った作戦に移行する」というイスラエル当局者の見方を報じました。

イスラエル軍は年末、ガザ地区での戦闘に投入している部隊の再編と動員した予備役を一部撤収させる方針を明らかにしていましたが、ロイター通信は1日、「今後は、より標的を絞った作戦に移行する」というイスラエル当局者の話を報じました。

この当局者は「作戦は第3段階にきている」とし、「今後はテロリストの掃討に向けた集中作戦となり、少なくとも6か月かかる」との見方を示しているということです。イスラエル軍はこれまで、ガザ全土を空爆するなど大規模な作戦を続けていて、こうした攻撃が縮小されるのか注目されます。

また、イスラエルのガラント国防相はガザ地区から近いため、ほかの地域に避難していたイスラエル南部の住民について、近く帰還させることができるとの見通しを明らかにしました。ガザから北に4キロから7キロ離れた地域に住んでいたイスラエル人が対象になります。

去年10月のハマスによる襲撃の後、イスラエル政府はこうした地域の住民に退避を促していました。