深刻な人道危機に陥っているパレスチナ自治区ガザに燃料を積んだトラックがエジプトから入りました。ガザ地区に燃料が運び込まれるのは、イスラエルがガザ地区を「完全封鎖」してから初めてとみられます。
15日、パレスチナ自治区ガザに、燃料を積んだトラックが、ガザとエジプトとの境界にあるラファ検問所を通って入りました。
ガザに燃料が運び込まれるのは、先月7日にイスラエルとイスラム組織「ハマス」の大規模戦闘が始まり、イスラエル軍がガザ地区を「完全封鎖」してから初めてとみられます。
ガザで人道支援活動を続けるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は15日、2万3000リットルあまりの燃料を受け取ったと発表。ただ、イスラエル当局の制限により支援物資の運搬にしか燃料を使えず、病院には供給されないということです。
UNRWAガザ事務所のホワイト所長は自身のSNSで、受け取った燃料の量は、「人々の命を維持するために必要な1日の量のわずか9%にすぎない」と訴えています。
ガザへの燃料の搬入をめぐっては、イスラエルがハマスに燃料が渡ることを警戒し、これまで許可していませんでしたが、イスラエルメディアによりますと、米国の要請に応じて搬入を認めたということです。
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